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鳥インフルエンザと南米諸国

鳥インフルエンザの記事が日本の新聞を賑わせています。
京都でもいろいろと騒がせていますね。

ひとまず、南米は「インフルエンザ・フリー」です。
ビジネスとして南米のいくつかの国では
この出来事を天佑と見ている節があります。

これまで貿易を行ってきたブラジルは
一時的に鶏の対日輸出量を増やしています。

日本経済新聞などでも伝えられたとおり、
対日輸出単価が2倍近くになり、
これまで対日輸出を行ってきた企業を潤わせています。

この事実を知り、アルゼンチンは
3月に輸出ミッションを日本に送り込む予定とのこと。

南米ではこのように湧きつつある対日輸出熱ですが、
その割にNHKの報道では、鶏肉の価格の頭打ちを伝えていますし、
タイから加工用鶏肉の輸入を再開したとのことで、
流れは変わりつつあるのではと思っています。

話によると、鶏肉の供給を増やそうとしても
投資に見合った収入を得るまでに、最低3ヶ月のタイムスパンが必要とのこと。

対日輸出だけを目的に拙速な環境整備をしたその日に、
日本では既に「日常」に戻っていたならば、笑い話にしかなりません