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モンテビデオに流れる「川」

家の前にラプラタ川が流れています。

目を瞑って思い浮かべてください。
どんな川を想像していますか?

ちなみに、対岸はどんな景色ですか?どんな建物がたっていますか?

モンテビデオに流れるラプラタ川ですが、
対岸は見えません。船がとお~くに見える程度です。
(いまでも僕は妻に間違えて「海」と言っています)

広島に住んでいた僕にとって、
川は太田川で、海は瀬戸内海ですけど、
瀬戸内海よりもだだっぴろいです。

見渡しても「島」がない。そして、川なのに「波」がある。。。
(瀬戸内海の波は寂しい程度しかないのに・・・)

昔、中国人が瀬戸内海を見て、
「これは川か?」といったことがあるとかないとか。
今の僕はその中国人の気持ちに組みします。
目の前に広がるラプラタが川なら、瀬戸内海も川同然でしょ、と。

さて、このラプラタ川、潮の満干で色が青にも茶色にもなりますが、
青いラプラタ河のときの、透き通った青空との景色は圧巻です。
朝夕、川沿いの歩道でジョギングする人々はそんな贅沢を味わっています。

ただし、こんな素敵なラプラタ川を見せてくれるのもあともう少しだそうです。

冬になると、川から岸に向って遠慮ないスピードの寒風が吹くとのこと。
だから川沿いのアパートは必ず二重窓になっています(今でも風は強いけど)。
ましてや、灰色の雲が空を埋めるそうで、寂しい風景しか目の前に展開しないとのこと。
(なんだか高校時代をすごした冬の五大湖周辺を思い出してしまいます)

「夏休みにウルグアイ!」と考えている方、
来られるのは、12~3月をおすすめします。