カテゴリ:アルゼンチンのお話( 24 )

アルゼンチンは、今年の2月から輸入制限措置を強化しましたが、その後の展開について書いてみました。記事はこのリンクから冒頭部分のみ読めます。

現在アルゼンチンで日系企業などが直面しているのは、輸入事前申告制度と非自動輸入ライセンス制度の主に2つ。いずれもアルゼンチン政府当局の裁量によって振り回されています。

それを解決する方法としては、「言いなりになる」、「やめる」、「のらりくらり過ごす」、等々あるようですが、「先手を打つ」というスタンスを取っている企業はさすがに元気な印象を与えていました。
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アルゼンチン政府ですが、政府による大手石油会社YPFの株式接収によって実質的な管理下におくことを発表しました。関連記事はこのリンクから冒頭部分のみ読めます。

現在アルゼンチンに来ていますが、TVでもこのニュースを中心に行っていますし、強引とはいいながらも法的に則った形で接収を進めようとしています。一部メディアでは中国企業への売却という噂も出てきているとのこと。

一方のスペインは本来であれば一面でこのニュースを取り上げるところなのかもしれませんが、国王がアフリカでゾウ狩りをしていた際にケガをした一件が注目を集めており、その意味では、事の是否はさておき、アルゼンチンにとっては巡り合わせが良い展開になっているようです。
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アルゼンチン政府が日に日に外貨の調達を困難にさせていることを報じています。関連記事はこのリンクから全文読めます。

外貨流出を防ぐためと言っていますが、それにしても次々と繰り出す様子は相当深刻なのではないかと逆に心配にさせるほどです。コミュニケとか法令で出ているのであれば、説明がある程度つくのですが、行政指導もあったりするので厄介です。

この記事でも触れていますが、この類の政策を一任されているのがモレノ国内商業庁長官。色々やっていますが、さすがに先日は書籍の輸入を停止したところ、フェルナンデス大統領の指示によって撤回されたとも報じられました。一応抑止力が存在することが確認できた一件でした。
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米国政府がアルゼンチンに対して一般特恵関税制度を廃止することを表明しました。関連記事はこのリンクから全文読めます。

アルゼンチン政府は今回の措置によって経済的な影響はないと表明していますが、ただでさえ貿易収支を前年並みに死守すべく輸入規制を繰り出している中で、年の後半あたりにはボディーブローのように効いてくるような気もします。

継ぎ接ぎのように繰り出される政策ですが、先日ウルグアイの外相は現在のアルゼンチンは「アルゼンチン2020」という計画がベースになっているとの指摘をしているなど、しっかりと練られたものとの見方もあります。
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アルゼンチン政府がメキシコに対して自動車協定の見直しを求める動きを見せ始めました。関連記事はこのリンクから冒頭部分のみ読めます。

アルゼンチンとしては、ブラジル・メキシコ間でまとまった自動車協定見直しを参考に、二匹目のドジョウといった感覚で観測気球を上げたように見受けられます。したたかというか、単純というか。

メキシコ政府はこの話に乗るつもりはないと表明しています。それにしても、記事にある統計数字にも出てきていますが、アルゼンチンからメキシコへの11年自動車(HSコード8703)輸出の実績がたった4万ドルって、どれだけ低いのかと思いました。アルゼンチンの競争力のなさの証左ではないかと勝手に想像するところです。
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アルゼンチン政府は、サービスの輸出入に対しても4月1日から事前申告制度を導入することを発表しました。関連記事はこのリンクから全文読めます。

とにかくモノだろうが、サービスだろうが、外貨が逃げていくような可能性のあるものにはブレーキを掛けるという政府の分かりやすい政策の一環です。

次は何を思いつくのか。そもそも誰が一体シナリオを描いているのかが気になります。また、角を矯めて牛を殺すという言葉を思い出させる今のアルゼンチンの状況です。思いすごしならいいのですが。
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アルゼンチン政府が2月1日から開始した輸入事前申告制度の運用は未だ不透明です。関連記事はこのリンクから冒頭部分のみ読めます。

唐突に始まった同制度ですが、一番の問題点は、従来通関手続きの一元化だったものが、政治家(モレノ国内商業庁長官)の一言によって、屋上屋を重ねるようになってしまったこと。履き違えた政治主導がここにも存在しているわけでして。

日系企業にも少なからず影響を与えているこの制度。当面この形で進んでいくものと思われます。
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アルゼンチン政府が2月1日から開始する輸入事前申告制度に国内商業庁も参入することになりました。関連記事はこのリンクから冒頭部分のみ読めます。

それにしても話がややこしくなってきました。国内商業庁といえば、フェルナンデス政権で輸入引き締めの陣頭指揮に立つモレノ長官がいます。これで、輸入事前申告制度が政治的な色彩を帯びるでしょう。予想されるのは、「輸入を許可してやるけど、何を輸出するんだ」という直接交渉でしょうか。

フェルナンデス大統領の再選によって、もう少し国際社会と調和するような政権運営をやるのかなと思っていた仄かな期待もこれで泡と消えたという気持ちですね。アルゼンチンのベネズエラ化(「アルズエラ」化)が進んでいるようです。
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アルゼンチン政府が先日発表した輸入事前申告制度の詳細が発表されたと報じています。関連記事はこのリンクから全文読めます。

これまでは、AFIP3252/2012号を読んでみても、その詳細が整っていなかったというのが不安の根源でしたが、少なくともAFIPの中で同制度専用のページが登場したので、少なくとも一歩前進といったところでしょう。

それにしても、本当に2月から開始するのかどうか。10年5月にも似たようなことがあって、その時は大統領が延期するという話になったのですが、今回はEUのシステムに倣ったものという建前がある関係からEUから表立った批判も出ないのかもしれません。
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アルゼンチン政府が1月から高級輸入車を念頭に置いた税の実質的な引き上げを発表しました。関連記事はこのリンクから冒頭部分のみ読めます。

今回の法令ですが、ブラジルで工業製品税(IPI)の引き上げが本格的に導入されたのを見極めたところで判断したものだろうと思っています。ブラジルがやったのであれば、アルゼンチンがやったって文句は言われないだろう。そんな意識があるのではないでしょうか。

ちなみに、この政策は今年1年間の暫定措置とのことですが、ブラジルのIPI引き上げ同様、誰も信じていないでしょう。ブラジルも延期すれば、今年中のどこかでしれっと延期するのではないでしょうか。
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