カテゴリ:アルゼンチンのお話( 24 )

タクシーから街角を眺めます。

ブエノスアイレスの街には、
およそ80年前、豪勢だった頃に築いた遺産が
ゴシック様式の建物群として広がっています。

ものの本によると、当時のブエノスアイレスは
世界の12大都市の一つに数えられて
(他の11都市をちょっと知りたい・・・)、
大英帝国の子分のようにも見られていたようです。

その街並みだけなら欧州と見間違うほどです。

ある意味レトロな建物ならモンテビデオも同じですが、
ハードの部分だけではなくて、ここには文化の薫りもします。
街中のカフェを紹介した本がしっかりと売られています。
(南米ではそもそもカフェの特集で一冊こしらえる発想が出てこない)

素朴な南米の印象からは程遠い
洗練された印象をこの街は与えてくれます。
南米の懐の深さを知りたい方は、
ブエノスに立ち寄ることをお薦めします。
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物価のやすいところなら、
アルゼンチンをおすすめします。

今回のブエノスアイレスへの旅での移動では
タクシーを乗り回しましたが、初乗りは1.28ペソ(約40円)。
地下鉄にいたっては一人0.70ペソ(約25円)。
(ブエノスでは現役で走っている旧丸の内線を見れます)

また、東京の青山に出店しててもおかしくないような
シャレた雰囲気のレストランで今回は奮発して、
ご当地マルベック種の高級ワインを一本頼んでも、36ペソ(約1,000円)です。

ちなみにそのとき頼んだ料理二品の合計額は
このワイン代よりも安かったことからしても、
物価の安さが分かると思います。

そして、ヨレヨレのスーツしか持っていないことを妻に責められて、
今回フロリダ通り(東京で言う銀座の中央通り)を歩いたんですけど、
そこで見かけたディ○ールのスーツ(別にブランド志向じゃないけど)が
800ペソ(3万円弱)!

贋者かとも思いましたが、
さすがにブエノスの「銀座4丁目」に贋者は置かないでしょう。
(おまけに専門店だったしね)

物価の安さの背景は、
アルゼンチンで通貨の切り下げが数年前に行われたためです。
これはウルグアイも同様です。

伝え聞いたところによると、南米・エクアドルの金持ちが
わざわざブエノスまで買出しに来ているとも聞いたことがあります。
(エクアドルは通貨を米ドルにしてから、物価が高くなったとのこと)

ついでに、こんなに物価が安いところでも、金持ちはしっかりと存在します。

ブエノスアイレスから1時間も車で走らせれば
(ここの高速道路の最高時速は130キロ)、
ティグレという別荘地に到着します。

そこでは、運河に船をはべらせて、川沿いに別荘を構え、
週末を楽しむ集団が平気でいます。
その光景は本当に優雅です。

とても「債務75%帳消し」を平然と要求するような国には見えません。

ある程度の資産を持っている人々にとって、ブエノスは快適なのでしょう。
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モンテビデオのような田舎からやってきた人間にとって、
ブエノスアイレスは都会です。

実は、モンテビデオの人々はこの点に若干負い目を感じているようです。
こういった人々には、
「けど、静かだし、生活するのに快適だから」
と言うと大概「そうだろ!」という表情になります。。。

一方で、僕が乗ったブエノスのタクシーの運ちゃんあたりは、
運転しながら、「ブエノスは都会すぎる」愚痴っています。
(けど、最後はブエノスの自慢になっていたりするんだけど)

まあ、複雑なんですな。

モンテビデオの「田舎者」夫婦が最初に衝撃を受けたのが交通量です。
モンテビデオとは比べ物になりません(モンテビデオが少なすぎる)。
その大半は黒と黄色に彩られたタクシーです(これは実に多い)。

80年代後半から90年代前半に
「タクシーは金になる」という話を鵜呑みにした
ポルテーニョ(ブエノスアイレス市民の総称)が
続々と権利を買ったりしたとのことです。

ただ、その権利相場は10分の1に暴落。。。
(現在では3,000米ドルぐらい)
ガソリンが高くなっている割には
タクシーの運賃の値上げがそれほどされていないとのことで、
運転手には苦難の時代のようです。

ちなみにタクシーは
初乗り1.28ペソ(約40円)という
べらぼうな安さでした。
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先月の下旬、ウルグアイ国内はカーニバル休暇でした。

モンテビデオで大人しくするのも勿体ないので、
どこか旅にいくことにしました。

今回の目的地は、ブエノスアイレス。
モンテビデオからは高速フェリーでラプラタ川に揺られること3時間。
赤茶の川を西に上っていくと、
人口278万人のブエノスアイレスに到着します。

この旅行、妻と二人で行きましたが、
3泊4日で宿泊費(ホテル四つ星)と交通費込みで、
一人あたり150米ドル!
日本では考えられない安さでした。。。

その理由は通貨の切り下げが行われたため。
ドルを持っている人間にとって
このあたりの国々の物価は非常に安く感じます。

ついでに、旅行者向けになりますが、
モンテビデオからブエノスアイレスに行くには、
主に飛行機かフェリーかの選択肢があります。
(バスという野心的な真似は今回省く)

逆もまた然りです(むしろ、この流れの方が多いはず)。

フェリーの場合で3時間、飛行機の場合で50分程度ですが、
モンテビデオの空港が市内から30分弱かかること、
互いの街もダウンタウンから船着場が近いこと、
そして飛行機の場合は1時間前に搭乗手続きをしなくては
いけないことを考えると、時間的にはあまり差はありません。

(ちなみに高速フェリーは30分前までのチェックインでしたが、
 それが守られている形跡は今回見られませんでした)

ただ、高速フェリーについては、一言。

夏に乗船する場合は、軽い防寒具が必要です。
つまり、場所を選ばないと非常に冷えます。
クーラーの風が遠慮なく吹いてきます。。。
冷え性だという方は特に注意してください。

(すみません。ブエノスにまだ着いていませんでしたね。続・・・)
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