ウルグアイのワイナリー訪問

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◆前回ウルグアイにいた時に、日本では出来ないことということで、ウルグアイ国内のワイナリー訪問とエスタンシア(観光牧場)での乗馬にそれなりの時間を費やした。そのような贅沢に手が届いたのも、当時の物価が安かったからだ。その頃の調査によると、世界で最も物価の安い都市のひとつに挙げられていた。

◆再びウルグアイを訪れることになったが、乗馬は妻が妊娠中なので次回以降の楽しみにするとして、ワイナリーについては今回2か所訪問した。一つはBouzaで、もう一つは老舗のJuanicoだった。いずれも古くからやっている家族経営のワイナリーだが、後者の方がステータスが高く、名も知られていた。ウルグアイでの3年間で、Bouzaには一度も訪れたことがなかったが、Juanicoには機会があるたびにいつも出掛けて行った。

◆そんな中で、今回紹介したいのはBouzaである。モンテビデオ中心地から15キロほどのところにある農園を2001年に新たに購入して、ブドウ栽培を開始。生産量は少量であるが、半分以上を輸出向けにした経営を行っている。また、ハイエンドのワインを生産しており、これがそこそこ売れている様子。ただ、値段は45ドルしていたのには驚かされた。3~4年前のウルグアイでそのような価格帯のワインはJuanicoで1~2種類程度あっただけだと記憶しているが、景気が良くなったのだろう。そのような品物を出しても売れるようになっている。

◆Bouzaを紹介する理由は、その比較的新しいワイナリーが非常に手入れが行き届き、観光でモンテビデオにやってきた方々にとっては、週末の午後を過ごすのに最適だからである。上品でお洒落なレストランを備えており、ワインのテイスティングだけではなく、前菜、メイン、デザートなどいずれの料理も堪能できる。レストランからの風景も心落ち着かせるもので、当日は快晴だったから尚更ウルグアイの素晴らしさを再認識させてもらった。

◆結局、ワイナリーには正午に訪れて、17時過ぎまでのんびりと過ごした。途中ワイナリーの見学にも参加でき、ガイドから色々と説明をしてもらった。ワイナリー見学を終えてからは、またレストランに戻り、今後はテラス席からブドウの木々やその手前の手入れの行き届いた芝生を眺めながらコーヒーを味わった。このようにウルグアイの時間の流れを満喫した。

◆モンテビデオの中心地から15分程度で素敵なワイナリーとレストランを一体にして経営されている様子を見て、ウルグアイも景気が良くなったと再認識した。これもモンテビデオから15キロ程度であることと、オーナーの趣味が良いことが相乗効果を発揮した結果だろう。なお、もう一つの訪問先であったJuanicoについても、4年前に訪問した時には似たような大規模な計画が持ち上がっていたが、実現には及んでいなかった。老舗ではあるものも、モンテビデオから35キロ程度となると、さすがに距離を感じた。

◆最後に、Juanicoのワインでお勧めするとすれば、特定の樽から瓶詰をしたというシングルバレルという商品がある(ウィスキーみたいだが)。4年前と比べて値段が倍になってしまったのでお得感はないが、それでも17ドル(ワイナリーよりも空港の免税店の方が安かった)で飲むのであればいい買い物だと思う。あと、ウルグアイのワインを試す場合、今は現地で10ドル周辺で入手できるものであれば、ウルグアイワインのレベルを十分に確認できると思う(やはり4年前と比べてドルベースでおよそ2倍になってしまったが)。一度ウルグアイに訪れることがあれば、是非お試しを。最近のものはまだ試していないが、Juanico、Toscanini、Pisano、Carrauあたりであれば、それほどのハズレはないと思う。
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