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懐の深い街

タクシーから街角を眺めます。

ブエノスアイレスの街には、
およそ80年前、豪勢だった頃に築いた遺産が
ゴシック様式の建物群として広がっています。

ものの本によると、当時のブエノスアイレスは
世界の12大都市の一つに数えられて
(他の11都市をちょっと知りたい・・・)、
大英帝国の子分のようにも見られていたようです。

その街並みだけなら欧州と見間違うほどです。

ある意味レトロな建物ならモンテビデオも同じですが、
ハードの部分だけではなくて、ここには文化の薫りもします。
街中のカフェを紹介した本がしっかりと売られています。
(南米ではそもそもカフェの特集で一冊こしらえる発想が出てこない)

素朴な南米の印象からは程遠い
洗練された印象をこの街は与えてくれます。
南米の懐の深さを知りたい方は、
ブエノスに立ち寄ることをお薦めします。