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「汎用性のなさ」から見えたこと

海外に行くと、やけに物価が安いと感じます。
特に、アジアや南米になると、
日本の物価高がおかしいはずなのに、
「ここは安い!」と財布の紐を緩めがちです。

観光客や旅人にとってはそれでいいんでしょうけど、
現地で生活する人間となると、
そんな衝動の連続でいつしか感覚が麻痺して、
家計をやりくりすることがコワくなってくるかもしれません。

日本の物価高との比較に振り回されないように、
現地の価格を日本的な感覚で評価できないかと思いました。

モンテビデオのお店やレストラン、
ショッピングセンターなどを観察するうちに、
こんな感じじゃないかな~と勝手な仮説を作りました。

★ウルグアイの価格を日本的な感覚で評価する方法
 ⇒「値札の最後にゼロをもう一つ加えてください」(以上)

つまり、値札に100ペソと書いてあったら、
「×10」の計算をします。そうすると、1,000になります。

日本人が1,000円に対する感覚と、
ウルグアイの人が100ペソで感じる感覚は不思議と似ています。
(ここでは「実感価格」と便宜的に言ってしまいます)

かなり乱暴な議論ですけど、これが結構通じます。

例えば、昼食。
1.手を抜いて、近くの店で食べるクロワッサンのサンドイッチは15ペソ。
 ⇒(日本円だと50円強、「実感価格」150円)
2.ヨーロッパ系のビュッフェスタイルの店では90ペソ
 ⇒(日本円だと320円弱、「実感価格」 900円) 
3.ちょっとしたお客さんとのビジネスランチのコースは190ペソ
 ⇒(日本円だと650円強、「実感価格」1,900円)

ウルグアイに旅行される方々にとっても、
例えばこの店は現地の人にとってどのくらいの位置付けなのかを
考える上で役立つかもしれません。

けど、この方式、どう考えたって、
ウルグアイに来る日本人なんて少ないんだから
汎用性ないよね。。。

。。。あと、もう一つ。

こんな乱暴な計算をしてわかったのは、
ウルグアイの物価は日本より6割ぐらい安いということかも。